2021年3月2日 / 最終更新日 : 2021年3月2日 takashima-admin 髙島の目線 琉球アスティーダVS木下マイスター東京 T.LEAGUE 男子プレーオフファイナル 琉球アスティーダVS木下マイスター東京 結果(3-0) 琉球アスティーダ 優勝 まずは優勝した琉球アスティーダの選手・関係者の方々おめでとうございます。結果は3-0となりましたがとても見ごたえのあるすばらしい試合になりました。第2マッチ戸上隼輔(WR105位)VS大島祐哉(WR204位) 3-2 戸上 勝利まず、結果は戸上が3-2で勝利したが内容は僅差であった。大島の特徴であるフットワークを生かしたフォアハンドドライブの威力、またサーブの上達度が目立った。相手の意表を突くフォアハンドサーブ(長短)が反応されにくく戸上が戸惑う場面が何本かあった。戸上の勝因はやはり台上BHチキータの威力。小さなスイングからのスピードボールがエースを取れる。このゲームはフォア対フォアの場面では大島が優勢であったが、最終場面でのフォア前をBHチキータに切り替え、フォアハンドのクロスへのコースをミドルへのシュートドライブにして打ったボールで勝利を手にした。試合は勘どころでのチェンジオブペースが大事である。 第3マッチ吉村真晴(WR66位)VS及川瑞基(WR63位) 3-2 吉村 勝利1月の全日本では及川が吉村に勝ったが、Tリーグでは2戦して及川が負けている。及川のプレーが下降している訳ではなく吉村の復調さが際立っている。吉村はサービスエースの数がTリーグトップであり、やはりサーブの威力は絶対的に試合を有利に導く。吉村はサーブからの3球目・5球目の得意パターンが確立されている。迷いが見られない。どんな時でも冷静に試合を戦えるプレー領域を持っている。調子の良く両ハンドのドライブミスが少なかった。吉村は前陣で両ハンド先手攻撃の手数を増やせれば鬼に金棒である。